レビュー
K N.
4.0
しばらく前から月イチで神田に通っており、先月来た際に昼食のカレー屋さんから別の喫茶店に立ち寄ったあと、路地を進んだ先にこちらの看板が目に入り、ここが有名な「さぼうる」かと。その時はさすがに時間的にも厳しく見送り次回来店を期して帰りました。 本日あらためて訪問した次第です。 お店の前に人がおり、待機中とのこと。待機しているとまた続々後ろに並ぶ方が増えるほどの人気です。折しも昭和レトルブームでこちらのお店の人気もきっと上がっているのでしょう。昭和感あふれる山小屋風の外観(店頭には赤電話があり)と店内がとても素敵です。また店内複雑な作りをしているのも面白い。右奥にカウンターがあり、左奥に窓際の席、中央部分は1mほどの階段を降りた半地下のような空間とその上に逆に1mほど階段を上がったエリアに分かれており、所狭してと席が作られ、かなりテーブルも椅子も小さめです。席と席の間は狭く奥の席から帰られる人がぶつかるほど。昔からこんなに狭かったのかわかりませんが、昼間の混んでいる時間は一人でゆっくりするにはおすすめはしません。本を読もうとしましたが話し声がうるさいと言ってはなんですが、あまりにも隣の席と近く落ち着きません。イヤホンをして素敵な店内や利用されている様々なお客さんを眺めていたりして、飽きない時間を過ごせはしました。創業1955年と歴史あるお店。68年もの間、日本の高度成長期から平成を挟んでのバブル崩壊と、その間にどんな方々が訪れたのか。けっこうな高齢者のお客さんもおり、それこそ創業当時から通っているのかとか考えているとなかなか面白い。近いお隣さんのサラリーマンと言うにはけっこう高齢な感じだけどビジネスのお話が嫌でも聞こえてきます。 半地下空間はサザンの音楽が聞こえていたのですが、お店の都合で上の席に移動すると音楽は聞こえなくなりました。ところが17時半頃、閉店(18時)が近づき、徐々にお客さんが帰られたら、またサザンの音楽が聞こえてきました。いかに賑わっていたかですかね。閉店までの25分くらい、サザンの音楽を聞きながらいい時間を過ごせました。 ただ店じまいの片付けもし始めるので、18時まではいづらいと感じます。レジ締めのため17:50に支払いをしました。さすがにこれで帰ることにしました。 ところで並んでいた時に前の方が教えてくれたのですが、好きなアニメに登場するお店だそうで聖地になっているとか。メニューはいちごジュースがおすすめだそうです。私は懐かしいミルクセーキにしました。 さぼうるとは名前の響きから学生も多い神保町にあってサラリーマンや学生がサボりのために時間を過ごすのに最適なお店かと思ってました。さぼうるとは、スペイン語のsaborから取りつつ日本語のさぼるをかけたものだとか。��違いではなかったようです。
MM KK
4.0
今日は神保町でランチ。昔ながらの喫茶店に入ろうと思い、こちらに開店前にやってきました。さぼうるは行列がないのに、こちらのさぼうる2には行列ができています。どうやらこちらにはランチメニューがあるが、もう一つのほう���軽食のみのようです。 ナポリタンと生姜焼き定食を注文しました。昔ながらの味わいでとても良かったと思います。
Hakutai Kakaku
4.0
よく聞くラジオドラマに登場するので、興味津々ランチ利用です。ランチタイムのあとだったので、結構空いていましたが、地下のテーブルに通されました。ラジオドラマの登場人物がよく食べているナポリタンとブレンドコーヒーをいただきました。ナポリタンは大盛りにせずともボリュームたっぷり。ブレンドコーヒーはちょっと浅炒りの酸味が特徴的な一杯でした。次は地上階でゆっくり過ごしてみたいものです。
おるふぇのくん
4.0
【神保町】 祝日はオープンしてないかもと、諦めるかなと思い、14時過ぎに行ってみたら、さぼうるも、さぼうる2も並んでる〜 おまけにその筋のパンケーキ食べられるお店も並んどる・・ この裏道は行列通り さて、お目当てのさぼうる2は、12人並んでいてそこに接続。 お一人様パスで少し早めに入れて、15分で着席。でもメチャ小さいテーブルだ。 オーダーは、ナポリタンと、時間かかると思いハイネケンも。 喉を潤して10分ほどすると、来ました。 盛りが良いとの噂だったが、海鮮丼でもよくあるお皿が小さい感じ。まぁ価格相応かもしれません。 粉チーズとタバスコをふんだんに使わせてもらい、ナポリタンを堪能させてももらいました。ごちそうさま
Joel Fukuzawa
5.0
東京の心臓部に位置する神保町は、その古本屋と喫茶店で知られる場所です。ここには173軒もの古本屋が立ち並び、江戸時代からの歴史を持つ本屋街として栄えてきました。それぞれの店には独自の魅力があり、文化と知識の中心地として発展し続けています。 1955年に創業した「さぼうる」は、神保町の象徴的存在です。この喫茶店は、昭和レトロな内装と白いペンで描かれた壁の落書きが特徴で、SNSで話題の七色クリームソーダは、訪れる人々を魅了して止まない人気メニューの一つです。 「さぼうる」のメニューには、ナポリタンや厚切りピザトースト、いちご���ュースなど、日本式の味覚を楽しむことができます。特に、その大盛りのナポリタンは、訪れる人々に愛され続けています。 多くの有名人が訪れ、映画のロケ地としても使われた「さぼうる」は、長い歴史と独特の雰囲気で人々を引きつけています。店主の鈴木文雄氏は、創業当初の困難な時期を回顧しつつ、その頃のエピソードを語ります。 初期の客層は主に学生や近隣の古本屋で働く人々で、彼らの壁への落書きは今や店の特徴の一つになりました。また、ミルクピッチャーの提供やピーナッツのサービスなど、変遷を経てきた店の歴史も語られています。 「さぼうる」は、そのユニークな内装と美味しい食事で、幅広い年齢層に愛され続けている神保町のシンボル的な存在です。本好きだけでなく、特別な空間を楽しみたい人々にとっても、訪れる価値のある場所です。